第2回、辰巳さん公開講座が行われました。
『かぞくのじかん』Vol.4にも登場の辰巳渚さんによる
連続講座IN明日館(http://www.jiyu.jp/)
「すっきりしたら見えてくる、――いごこちのいい暮らしづくり」(全6回)
第2回目、ごくごく一部ですが、ご紹介します。
まず前回の宿題発表。トップバッターは書類棚を整理したというAさんです。ビフォーアフターの写真を見ると、死蔵しやすい書類が、棚や箱で整理されて一目でわかるように見事にラベリングされています。
「スッキリとは、空間、心にゆとりがあること。色と形がごちゃごちゃしていないこと、と気づきました」。拍手!
そのほか携帯電話で家中の写真を撮りまくり(25枚!)通勤電車の中で眺めては作戦を立て、実行に移しているというBさん。同居の義父母のものも整理をして、感謝してもらっているというCさん。ただ講義を聴くだけでなく、実践してはじめて身につくこの講座の真骨頂が、すでに表れてきました。
本題に入って、辰巳さん曰く 「今日はこの講座の“キモ”」。
川の流れが絶えないように、暮らしの中のモノが滞らず循環していれば、「うまく回っている=すっきり」という実感が持てるのではないか?そのためには人間の本能としてできにくい「片付ける」「捨てる」に注力する必要があるということをチャートを見ながら学びます。
具体的に捨てられないモノを聞きあうと、
「石油ストーブ」「作家ものの焼き物」など、使えるけれど使わない物や、
「壊れたネックレス」「折れた傘」など直せば使えるものが多く上がりました。
この先使うことがあるか? 本当に直して使うか?自分に問いかけて
いる要らないを判断する訓練をしていくと……、
◎だんだんに早く、正確に判断できるようになる。
◎モノを買うときの判断も上手になっていく。
ちなみに質問の多かった「写真」など、思い出のものについては、
*特別な場所を決めてとっておくこと。
*すべてとっておかずに、厳選することでかえって思い出は深くなる。
そのための枠の決め方は次回に勉強することになりました。
次回の宿題は
「家族の行動を観察してメモしてくる」こと。
ここにも新たなすっきりの秘密が隠されているようです。
(なぜ私以外の家族全員が、くつを靴箱に入れないのか……?)。
ふだんはなんとなく流れていく、さまざまの不可思議行動を思い浮かべながら、
帰途についたのでした。
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