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2008年8月31日 (日)

辰巳渚さん 明日館講座 第5回

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辰巳渚さんの公開講座「いごこちのいい暮らしづくり」(全6回/自由学園明日館http://www.jiyu.jp)。

第5回は、暑さが少しやわらだいだ8月23日に行われました。

スタート地点に思いを馳せて

毎週土曜日に行われるこの講座、実は隣室のホールで毎回、結婚式が行われています。授業が中盤にさしかかると、窓の外に人垣ができて、ウェディング姿のカップルが登場するので一旦中断。教室からひそかに拍手を送るのが恒例です。

Photo_11 真夏なので、今日はさすがに結婚式はなし?と思いきや、かりあげヘアにハートマークを染めぬいた花婿さんが登場。教室はしばし沸き立ちました。

思えばシンプルに、必要最低限のもので……と始めたはずの二人の家庭。気がつくと、なんと莫大なモノが家の中に降り積もっていることか…。そんなことも考えさせられる一幕です。

すっきり暮らす実践報告

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今日は今まで発表の機会のなかった方5人が、わが家の取り組みについて報告しました。

Kさん=ふだん開けない納戸が開いて大喜びの子どもたちと、大整理。フリーマーケットに出すものの段ボール箱が何個も!

Sさん=実家の建て替えのため、「生ゴミ以外はぜんぶとってある」状態だったお母様と、一週間かけて45リットルの袋80杯の不要品整理に取り組みました。

Mさん=外出の最後につけるアクセサリが家の2階にある矛盾に気づき、衣服の置き場所全体も見直したら、着替えの流れがスムーズになった!

Kさん=前回の授業で書き出した問題点リストを見て、解決方法を3つに分類。

1,捨てる(フタと入れ物が合わないタッパーなど)

2,置かない(シンク脇やリビングのカウンターなど)

3,道具など他の力を借りる(洗濯物をさっとはずせるハンガーなど)

「できないこと、の気づきから生まれた3つが、系統立っていてとてもおもしろいですね」と辰巳さん。講座をきっかけに行動を振り返ることで意識が変わり、暑いさなかも皆さんのお宅の改革がすすんでいることを目の辺りにする発表でした。

捨てられなさの根っこは、室町時代に

発表の後のディスカッションでは、思い出のある子どもの服を人にあげてしまったあとの喪失感や、携帯電話を捨てられない人がとても多いことなどが話題になりました。

そして日本人の「捨てられない」「もったいない」気持ちがどこからくるか、「『捨てる』」文化と日本的物質文明」と題するスライドを見ながら、辰巳さんのお話を伺います。

Photo_8 折れた縫い針を供養する針供養や針塚。

寺子屋で使った筆を集めて供養する筆供養、筆塚。

どちらも裁縫や習字がうまくなる願いをこめたもの。

Photo_9人にないがしろにされた古道具に手足が生えて復讐を企てるという付喪神(つくもがみ)。

庶民レベルで道具が普及しはじめた室町時代に創作されたそうです。

(写真は参考です)

このように、物に魂を見いだし、共鳴する感受性をもともともっているのが日本人。日本家屋の畳や障子、着物の繰り回しなど、再生することが組み込まれている。

物が飽和して、均質な物が山ほどある現代、こうしたメンタリティと、今の暮らしを上手に融合させて、気持ちのよいあり方をつくらなくてはならない――。

「すっきりした暮らし」が、誰にとってもなぜこれほど困難か……考えさせられる密度の濃い内容でした。

次回はいよいよ最終回。今までの集大成として5枚のプリントが配られ、自分のうちの物の流れを図解したり、問題点の洗い出しリスト、タイムスケジュール……など、描き込みながら、わが家の「すっきり暮らす」要となるシステムを考えてこよう……というちょっと大きな宿題が課されました。

これができたら卒業試験合格?

好評につき、辰巳さんの次の講座が決まりました!

連続講座第1回は次回で終わりですが、10月から第2回目の連続講座の開催が決まっています。年末年始をまたぎ、新学期の前までに家が片づきそうな日にちですね。ぜひ、ご参加ください!

自由学園明日館 公開講座

「 すっきりしたら見えてくるーいごこちのいい暮らしづくり 」
講師 辰巳渚 文筆家・「家事塾」主宰  全6回 12時間
開講日 土曜日[ 10/11、11/22、12/13、1/24、2/28、3/28 ]
時間 10:30~12:30

お申し込みはこちらから

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2008年8月20日 (水)

かぞくのじかん5号 発売しました!

9/5発売のVol.05は、
子育て世代にとって負担感の大きい
「教育費」を取り上げました。

周囲に惑わされず、その子なりの
「生きる力」を育てるには? 
教育費の山を乗り越えた先輩からのアドバイスが、
心に響く1冊です。

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婦人之友社特約書店


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 (定価800円/年間購読4冊分の送料は200円/1冊注文は100円です)


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・・・・・・・・・・05号目次・・・・・・・・・・・・・

●特集 「教育費の山」であわてない家計術
○家計相談・1
  子育て始めの、家計簿はじめ。
  その後の暮らしが大きく変わります 
○家計相談・・・2
  3人の分の教育費、将来どれだけ必要? 何を準備?       051_3  
  アドバイス/畠中雅子さん(ファイナンシャルプランナー)
○わが家″の教育費 4家庭の実際″
○増え続ける教育費どう準備? 當舎 緑(ファイナンシャルプランナー)
○投書から 教育費・わが家の場合 
○家計簿のある暮らし
 1)大学・高校受験&入学。年間教育費は423万円!
 2)3人同時に大学へ入学!家族でのり越えた「教育費の山」 
 3)家計簿は子どもたちの未来を支える道案内でした。   
○おこづかいと金銭教育 小学生で身につけたいこと
 「こづかいちょう」知っていますか?
 私の使ったお金、かかったお金 親子で見直して
○品格のあるお金の使い方を 伊藤宏一

●わが家のシンプルライフ化計画  みんなで使う 文房具
●新・まほう使いの台所 ごはんがすすむ、わが家のおかず 牧野直子Photo_5
●ミセスシロカワのキッチンノート Vol.1
  甘美なひとときも、お忘れなく 城川 朝 
●まぜて、焼くだけ かぼちゃのケーキ 橋本宣之 美香

●読みもの・エッセイ
 夫婦のすがお 池辺晋一郎 
 知の原点 「格好いい」父 ピーター・フランクル
 子育て 私の大切なもの 安藤哲也さん
 お父さんミーティング 
●大きくなあれ
○「一緒に生きるための」美術教育 野中真理子(映画監督)
○ハト飛ばしからはじまった地図づくり
              自由学園幼児生活団幼稚園
●tupera tupera とぷかぷかお船をつくろう!! 
●語らいの子育て5 寺内定夫
●肩・腰・イライラに効くとっておきのツボ 
             鵜沼 宏樹
●海外子育て中! --デンマーク-- 

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2008年8月15日 (金)

新しいロゴです!

みなさんは、夏休みをどうおすごしでしょうか?
お盆まっただ中の週ですが、いよいよ次号編集作業の
佳境に入り、編集部は連日フル回転しています。


Dsc_0012_s_2








そうはいっても、
子どもたちは夏休み。平日、どこにも連れて
行ってやれない分たまには親と一緒の
時間もということで、編集部には
子どもがウロウロしていたりするこの頃。
なかなか微笑ましい光景です。



さて『かぞくのじかん』vol.5(9月5日発売予定)は、
発刊から丁度一年。記念の号です。



今号から、心機一転。デザイナーさんがバトンタッチして
タイトルロゴも変わります!

Kazokulogo_s_2







新しいロゴになって、「書店で見つけられない」
なんていうことのないように
ぜひ、お友だちにも教えてあげてください!



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(左は表紙撮影のときのポラロイド写真。
 今回は、家計簿を前にした
 かわいい女の子とお母さんが目印です)

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2008年8月 7日 (木)

おこづかい、もらっていますか?

『かぞくのじかん』Vol.05(9月5日発売予定)は、初めての家計特集号です。
テーマは教育費ですが、子どもとおこづかいについてもとりあげます。

0808_2 先日はおこづかい帳をつけているIさんの撮影でした。
6年生のIさんは、3けたの繰り上がりの計算ができるようになった
2年生の秋から、おこづかいをもらって
「小学生のこづかいちょう」(写真)をつけています。
昨年は一年間つかったものを一覧表にしてみました。
(どんなことがわかったかは記事の方で……。)

Photo_2 つけ続けるコツをきいたところ「買ったらすぐに思い出して書く」ことだそうです。レシートを見なくても、買うときにしっかり覚えるようにしているとか。

「全国友の会」の行った親と子の経済アンケートによると、おこづかいをもらっている人と、もらっていない人では、経済に関する実感やものの値段への関心の持ち方、欲しいものがあったときの計画性などに、はっきりとした差があったそうです。

「おこづかいがほしい」と言われたら、定額をまかせてみるチャンスです。
自分の考えでものを買うときのわくわくする気持ちや、
思いがけない失敗も大切に、この時期に経験できたらいいですね。

 

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2008年8月 1日 (金)

夏休みの発見勉強

Vol.04の第2特集は「夏休みの発見勉強」

宿題をこなすだけではなくて、自分自身の興味にリンクさせて楽しく取り組めるように、親の声かけの仕方や、手を貸すときのヒントなども掲載しています。ぜひお役立てください。

見たことしたこと、これなあに?

絵日記は親子の会話からスタート

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筑波大学付属小学校の青山由紀先生が、親子のおしゃべりから感性を耕して、スムースに文章や絵に結びつけていくこつを教えてくださっています。




この道はどこへつながる? 一緒に歩いて地図づくり

Img_1817_2

 自由学園初等部3年生がとりくむ、家のまわりの絵地図づくり。親子で歩きながら周辺を観察してみると、意外と近くに思いがけない発見があるそうです。自由研究にもおすすめです。



植物たちが教えてくれる 世界のだれも知らないこと

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 前号の「知の原点」でぴかぴかっと光る、知のひらめき体験を書いてくださった、植物学者の多田多恵子先生が、1年生のほとんどが夏休みに体験する「アサガオの観察」のヒントを教えてくださっています。

アサガオの秘密をひとつだけ。「花が咲くのは暗くなってから10時間後。夏休みの後半になるほど花の咲く時間は早くなる」んだそうです。

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